決算

国内はリモデル伸長や価格改定で増収増益 TOTO、第2四半期

 TOTOの23年度上半期における国内の住設事業は、住宅リモデルを中心に売上高が伸長すると共に、外部調達コストの増大が影響したものの、価格改定効果によって売上高2313億円(前年同期比7%増)、営業利益98億円(同66%増)と増収減益で着地した。一方、海外事業は売上高914億円(同5%増)、営業利益17億円(同67.9%減)を計上。中国大陸は不動産市況低迷による在庫調整、アジアは台湾の市況悪化や外部調達コストの増加、米国も市況低迷のほか在庫調整などによって、いずれのエリアとも増収減益だった。また、欧州では、ドイツの暖房工事補助政策の影響を受け、減収し赤字を計上した。

TOTO

決 算 24年3月第2四半期

売上高 3,397億円 (3.7%)

営業利益 152億円 (△26.1%)

経常利益 228億円 (△21.0%)

当期利益 166億円 (△11.5%)

予 想 24年3月

売上高 7,200億円 (2.7%)

営業利益 470億円 (△4.3%)

経常利益 525億円 (△4.1%)

当期利益 390億円 (0.1%)

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