エヌ・シー・エヌは保有する投資有価証券について3400万円の特別損失を計上した影響で当期純利益は減益。住宅分野は、SE構法(同社独自の耐震構法)の出荷数は929棟(前年同期比15.2%減)にとどまったものの、平均売り上げ金額は前年同期の1.3倍程度に拡大し、売上高57億2300万円(同10.9%増)を計上した。一方、非住宅分野では同構法出荷数は68棟(同51.1%増)に伸長し、売上高も11億5300万円(同76.1%増)と大幅に増収した。
なお、特損計上のほか、SE構法の出荷数や連結子会社の営業利益が想定を下回る見込みから、通期予想については期初計画を下方修正した。
エヌ・シー・エヌ
決 算 23年3月第3四半期
売上高 71億円 (16.2%)
営業利益 3億円 (15.3%)
経常利益 3億円 (14.8%)
当期利益 1億円 (△12.2%)
予 想 23年3月
売上高 92億円 (7.8%)
営業利益 3億円 (△4.4%)
経常利益 4億円 (△3.8%)
当期利益 2億円 (△24.7%)