住まい・暮らし・文化 決算

大幅な増収増益、半期初純利益1000億円超 積水ハウス第2四半期

 積水ハウスは、ハード・ソフト・サービスを融合した高付加価値提案等の事業戦略を推進した結果、大幅な増収増益を計上した。第2四半期として初の純利益1000億円超。

 主力の戸建て住宅や建築・土木などの請負型ビジネスは賃貸住宅が業績をけん引し、売上高は5342億円(前年同期比9.6%増)、営業利益は579億円(同0.1%増)だった。リフォームや不動産フィー事業などのストック型ビジネスは、売上高3910億円(同5.3%増)、営業利益403億円(同1.3%増)と堅調に推移。分譲住宅などの開発型ビジネスは、売上高2170億円(同21.8%増)、営業利益261億円(58.9%増)に伸長、マンション事業や都市再開発事業が増益をけん引した。国際事業は米国をはじめ、豪州、中国とも増収、売上高2416億円(同61.6%増)、営業利益461億円(同154.5%増)に伸長した。

 来年度以降の業績に寄与する国内外の住宅事業の受注も国際事業や国内の分譲戸建て事業が伸長し、全体的にも堅調に推移。これらの業績を踏まえ、通期計画は売上高を期初比で5.1%、営業利益を10.2%、経常利益を11.1%、当期純利益を10.1%上方修正した。

積水ハウス

決 算 23年1月第2四半期

売上高 1兆4,236億円 (16.3%)

営業利益 1,464億円 (33.5%)

経常利益 1,476億円 (32.6%)

当期利益 1,040億円 (43.4%)

予 想 23年1月

売上高 2兆9,300億円 (13.1%)

営業利益 2,600億円 (13.0%)

経常利益 2,600億円 (13.0%)

当期利益 1,740億円 (13.1%)