森ビルは5月24日、22年3月期連結業績をまとめた。虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーの住宅分譲や同ビジネスタワーの賃貸収益が寄与し増収増益となった。23年3月期についても、同レジデンシャルタワーの住宅分譲により売上高に当たる営業収益、営業利益が増加するが、為替差益などがなくなるために減益を予想している。
セグメント別では、オフィスビルなどの賃貸が1554億円(前年度比1.1%減)、投資家向け不動産販売や住宅分譲などの分譲が502億円(同19.8%増)、ホテルなどの施設営業が171億円(同32.6%増)、海外が283億円(同17.4%増)だった。
森ビル
決 算 22年3月
営業収益 2,453億円 (6.6%)
営業利益 527億円 (3.6%)
経常利益 537億円 (10.7%)
当期利益 422億円 (34.5%)
予 想 23年3月
営業収益 2,730億円 (11.3%)
営業利益 535億円 (1.4%)
経常利益 510億円 (△5.1%)
当期利益 370億円 (△12.4%)