エヌ・シー・エヌの22年3月期決算は、好調に推移した。住宅分野は、ウッドショックの中、構造計算と材料供給の一体型サプライチェーンにより、SE構法による住宅構造の出荷が1473棟で、売上高72億4000万円(同31.7%増)と、過去最高を更新した。また、非住宅の大規模木造建築分野も売上高8億6600万円(同51.1%増)に拡大。積極的なセミナー活動によって新規依頼件数も535件(同28.0%増)に伸長した。
また、開発・サポート部門は、住宅の省エネ化政策を追い風に木造耐震設計事業とのシナジーを発揮した結果、木造住宅の一次エネルギー計算書の出荷が1615棟(前期比56.2%増)に伸長した。
NCN
決 算 22年3月
売上高 85億円 (33.3%)
営業利益 3億円 (40.1%)
経常利益 4億円 (29.7%)
当期利益 3億円 (35.4%)
予 想 23年3月
売上高 97億円 (13.6%)
営業利益 4億円 (8.4%)
経常利益 4億円 (10.0%)
当期利益 3億円 (7.0%)