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来館制限される美術館 デジタルで魅力高める リアルと併行して動画や音声コンテンツ

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TikTokの配信風景(画像提供:森美術館)
 東京・お台場の森ビルデジタルアートミュージアム「チームラボボーダレス」が7月14日、単一アートグループで最も来館者の多い美術館としてギネスに認定された。一方、新型コロナで来館が制限される中で美術館は、デジタル施策を充実させ、アートを身近なものにしようと試みる。デジタルが美術館の魅力を高めつつある。

 森美術館で4月22日~9月26日まで開催中の「アナザーエナジー展:挑戦し続ける力―世界の女性アーティスト16人」は、3回目の緊急事態宣言期間中は休館を余儀なくされた。6月1日以降は時間を短縮しながら開館しているが、休館中から展示会を楽しむコンテンツをデジタルで提供した。

 具体的には、ショートムービープラットフォームのTikTok、音声で届けるClubhouseを活用。5月28日にYouTubeで、出展アーティストのひとりフィリダ・バーロウ氏が、自身の作品やこれまでの活動について語る「アーティストトーク」を配信したほか、Clubhouseでは、毎週金曜日に15分間のトークを行い、ステイ・ホームしながらアート体験ができるコンテンツを展開している。

 InstagramLIVEの視聴人数は、トータルで8万3964人(7月15日時点)。その内訳は、「アナザーエナジー展」が日本語LIVEで4万6055人、英語LIVEで1万9508人。また、同時開催の「MAMプロジェクト029」が日本語LIVEで9547人、英語LIVEで8854人となっている。

 こうした反響について、森美術館では、「多くの視聴を集める理由の一つとして、企画者が展示室で解説する空気感がリアルに伝わる、LIVEならではの魅力がある」と評価する。

 今後のデジタル施策として森美術館では、「展覧会会期中に、TikTokLIVE、Instagram LIVEなどの配信を予定しています。また、毎週金曜日のランチタイムにClubhouseの定期配信を実施していきます」(プロモーション担当の洞田貫晋一朗氏)と言う。リアルと併行して、デジタル施策も継続していく。

 新型コロナで展示を直接見せることが難しくなった美術館にとって、デジタルを活用する動きは広がっている。太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前)では、ツイッターでの情報発信が好調。浮世絵を専門とする美術館ではあり、ウェブ版「美術手帖」によれば、ツイッターアカウントのフォロワー数も日本の美術館で6番目(1月27日時点)だと言う。

 横浜美術館(神奈川県横浜市)では、「オンラインで楽しむ横浜美術館」というコンテンツを充実させ、動画やブログで休館中もアートを楽しめるようにしている。

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