マンション・開発・経営

シリーズ・SDGs実現に挑む 賃貸付き自宅事業で フロンティアハウス・6目標(かながわSDGsパートナー)

 SDGsが掲げる17目標のうち、事業を通じて6つの目標の実現を目指しているのは、フロンティアハウス(神奈川県横浜市神奈川区、佐藤勝彦社長)だ。

 同社は、神奈川県の「かながわSDGsパートナー」に登録されている。この制度は、「SDGsの推進に資する事業を展開している企業・団体等の取り組み事例を県が募集・登録・発信すると共に、県と企業・団体等が連携してSDGsの普及促進活動に取り組む」もの。同社の賃貸併用住宅アパルトレジデンス事業は、県の登録基準である「経済・社会・環境の3側面すべてに関わる取り組み」と評価された。

 賃貸併用住宅アパルトレジデンス事業が評価された「経済」、「社会」、「環境」の3つの面を具体的に挙げる。まず「経済」では、賃貸収入が得られるため、老後の年金などの問題に対応。「社会」では、建築から販売に関わる事項において、宅地建物取引士や建築士の資格取得に対しての支援制度などを実施し、社員の働きがい向上につなげている。「環境」では、開口部に断熱性能が高いLow-E複層ガラスの採用、太陽光発電システムの導入などCO2削減の取り組みを実施している。

 これらにより実現を目指すSDGsの6つの目標は、「目標4」「目標7」「目標11 」「目標12」「目標13」「目標16 」だ。

 同社では、事業を通じて、様々な形で、事業を通じてSDGsの各目標の達成に貢献する意向を示している。