18年訪日外国人旅行者数 大台超えの3119万人 災害で鈍化もLCC増など奏功
住宅新報 2019年1月22日 号 1面
日本政府観光局(JNTO)が1月16日に発表した18年の訪日外国人旅行者数は3119万1900人(推計値)で、64年の統計開始以降初めて3000万人の大台を超えた。前年の2869万1073人(確定値)からは約250万人(8.7%)増。18年夏ごろに相次いだ自然災害の影響で増加ペースは伸び悩んだものの、政府が目標とする「20年に4000万人」に向けて一定の前進を見せている。
同統計結果発表と同日の記者会見で、田端浩観光庁長官は訪日客増加の要因について「LCC(ローコストキャリア、格安航空会社)等、航空便の増加が底上げにつながった。また(近年の)ビザ免除、免税店や多言語表示の拡大、海外向けのプロモーションなど複数の施策が成果に結びついた」と考えを述べた。
また18年7月以降は地震や台風、豪雨など相次いだ災害の影響により、東アジアを中心に訪日客数の伸びが鈍化し、9月には5年8カ月ぶりに減少に転じた。しかしJNTOなどが集客キャンペーンに注力し、10月以降は再び増加傾向に復帰。増加率については、連続で二桁の伸びを示していた6月以前に及ばないものの、12月は東アジア4市場でも過去最高を記録した。




















