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スタンダード会員限定早期回復なるかマンション 首都圏市場新たな動き <上> 〝価格の壁〟への対応 需要者、資産性重視で選別化

住宅新報 2017年12月12日 号 1面

今年最多販売で即日完売した「ザ・タワー横浜北仲」のハイグレード住戸、58階のモデルルーム内。豪華版のキッチン、ダイニングからも東京湾などの眺望が広がる

今年最多販売で即日完売した「ザ・タワー横浜北仲」のハイグレード住戸、58階のモデルルーム内。豪華版のキッチン、ダイニングからも東京湾などの眺望が広がる

新築マンション市況は17年も低迷が続いたが、ようやく活性化への糸口が見えてきた。〝需要者離れ〟を招いた価格高騰は、今なお調整されたとはいえないが、徐々に動きを取り戻す物件が出てきた。また〝価格の壁〟を超える有力物件も前評判通りの地力を発揮する物件も登場。供給側の需要対応が奏功したものだが、これが復調につながればいいが…。 (柄澤浩)

二極化の構図変わらず

 現在の市況は「全体的にはよくない。比較的堅調な富裕層・投資家向け高級物件と、ふるわない郊外部の一般需要者向け物件という構図が続いている。だが、価格などの調整が進んできたためか、一般向けも徐々に動きが出始めている」と業界関係者は見る。

 株価と連動する傾向の強い高級物件は株価の高騰に伴い堅調さを取り戻した。大手不動産が都心部周辺で展開する数億円の高級シリーズやタワーマンションは比較的順調な売れ行きを示した。また、都内北区や大田区などの総額5000万円前後から購入できる一般需要者向け大型物件も今年半ばから契約のスピードが上がるなど、需要の根強さが戻ってきたという。

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