投資

健美家(けんびや) 収益物件市場動向レポート 特別企画(4) 年間動向・1棟アパート編 利回り最低値都心3区で4%台

 今回からは、当社運営サイトに登録された物件について、昨年1年間の投資利回りを地域別×築年数帯別に分析した結果を紹介する。まずは「1棟アパート」について。

 築10年未満の物件を見ると、16年の利回りが最も低かった地域は、東京都心3区で4.48%。次いで城南エリア、城西エリアの順。最も高かった地域は札幌市で、以下、千葉市、横浜市と続く。

 築10~20年の物件でも、最も利回りが低かった地域は東京都心3区、城南エリア、城西エリアの順。最も高かった地域は仙台市、次いで札幌市、神戸市だった。築20年以上の物件でも利回りが低い地域の順位は変わらず。最も高かった地域は、大阪市。次いで神戸市、札幌市となった。

 続いて、過去4年間(12~16年)での利回りの変化を見ると、低下率が高かった地域は、築10年未満では大阪市(マイナス〈以下▲〉5.48ポイント)、東京都心3区(▲3.33ポイント)、さいたま市(▲3.04ポイント)の順となった。変化が少なかった地域は神戸市(▲0.56ポイント)、京都市(▲0.98ポイント)、横浜市(▲1.08ポイント)。築10~20年の物件で低下率が高かった地域は千葉市(▲3.92ポイント)、神戸市(▲3.41ポイント)、広島市(▲3.37ポイント)。築20年以上の物件では京都市(▲5.13ポイント)、大阪市(▲4.67ポイント)、東京都心3区(▲4.13ポイント)の順。都市部となる、東京都心3区と大阪市の利回り低下が顕著に表れた結果となった。

 次回は1棟マンションの動向を紹介する。


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