政策

神奈川県住宅供給公社 跡地活用で地域共生文化拠点

神奈川県住宅供給公社は3月29日、所有する春日台店舗跡地(神奈川県愛甲郡愛川町)で、地域共生文化拠点「春日台センターセンター」(事業者:社会福祉法人愛川舜寿会)が開設したと発表した。

少子高齢化が進むエリアのため、福祉を中心としたコミュニティ形成を目指し、グループホームや小規模多機能型居宅介護、シェアオフィス、コインランドリーといった複合型の福祉拠点として整備。誰もが気軽に立ち寄れるコミュニティの中心(センター)にするという思いから、「春日台センターセンター」の名称になったという。

この土地は昭和 40 年代に同公社が開発し、スーパーマーケットがあった場所。社会環境の変化や建物の老朽化などでその機能を充分に果たすことが難しくなったため、「春日台店舗跡地利活用事業」として地域のニーズに貢献できる施設を公募し、定期借地を活用して事業化した。郊外型団地のモデル的な取り組みとして、他団地での展開も視野に入れる。