マンション・開発・経営

新規分譲マンションにAI管理を導入 日鉄興和不・日鉄コミュ

 日鉄興和不動産と日鉄コミュニティは、分譲マンションの管理業務の一部にAI(人工知能)を活用した先進的な管理サービスを提供する「リビオAIスマート管理」を共同開発した。日鉄興和不動産が今後分譲する新築マンションや日鉄コミュニティが管理するマンションに順次導入。導入が決定しているのは、8月に竣工予定の「リビオレゾン入船」など7物件。これまでの有人管理による管理員のコミュニケーションサービスに加え、AIなどのテクノロジーを駆使したサービスを融合し、更なる管理サービスの向上を目指す。
 「リビオAIスマート管理」は、管理員の勤務時間外や巡回等の不在時でも、マンション入居者からの問い合わせに対してAIを活用し、回答するサービス。スマートフォンアプリやタブレットを介した音声対話(日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語)に対応している。
 入居者はスマートフォンなどがあれば、24時間365日、どこからでも問い合わせが可能となり、利便性の向上が期待される。また、管理会社から利用者への個別通知機能も実装することにより管理業務の効率化や管理員人手不足解消にも寄与が期待できる。