随想タウンウォッチ 不動産鑑定士横須賀博 記事一覧
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随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (15) 話し方いろいろ
年の前半は各種職業団体や会社でも総会やら研修会などの会合が多い。終わった後、慰労会が催される場合がある。主催者のあいさつは短いにつきるが、中には用意された原稿を両手で持ち、賞状を手渡すような姿勢で読(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (14) 余計な言葉は禁物
第二次ベビーブーム世代の女性の年齢は既に40歳になり、それ以下の世代、20歳から39歳までの若手女性の減少が、即人口減少の要因となっているといわれる。 政府も結婚・出産・育児資金の贈与の非課税枠を設け(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (13) パンジーとベゴニア
梅から桜、そして若葉が目にしみる季節に移り、誰もが生きる喜びに浸ることが出来る。 花屋さんには鮮やかな草花の数々がところ狭しと店頭を飾っている。それに負けじと銀座や日本橋など高度商業地の歩道にも(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (12) ママさんの年齢と売り上げ
銀座と言えば世界の銀座と言われるように、繁華性に富んでいる。そんな銀座の中にあっても、必ずしも繁華性にスライドした売り上げを得る店舗ばかりではない。 私が所有するビルにも、美貌と安らぎを売り物にし(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (11) 他人の家庭に電話するときは
私は月に一回、ある大学病院の教授の定期検診を受けている。教授から日頃、「横須賀さんの体に異常が発生したら、すぐさま救急車か、私の自宅に電話をしてくださいよ」と、自宅の電話番号を教えてもらっていて、そ(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (10) ゴルフはどれくらいで回るの?
学生時代は陸上競技部に所属していたので運動は好きだった。だが、仕事に追われ、ついぞ忘れがちだったものの、20年前からは『体を鍛えなければ』と近所のフィットネスクラブに通い続けていた。 このクラブは(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (9) 将来偉くなる青年
土曜日の昼下がり、一寸した仕事のために都営新宿線に乗った。すぐに私の前に座る18歳前後の茶髪の青年が目にとまった。仕草が並ではなかったからだ。野球帽を前後逆にかぶり、腰を浅く座って、両足を伸ばしてスマ(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (8) 鑑定士の「そばつゆ」
神田の「藪蕎麦」は1880年創業、作家の池波正太郎も通ったという。店舗は神田淡路町にあり、神田駅と秋葉原駅に近いため周囲には事務所ビルが多い。その中で「藪蕎麦」だけが木造の2階建てである。最有効使用とは(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (7) 同窓生の相続問題
数日前、田舎の同窓生に会った。なかなか思い出せなかったが、名前だけは覚えていた。 その同窓生は自分で築いた会社を引退し、長男に事業を引き継がせていた。経済的には何の心配もないが、何となく気にかか(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (6) 木造住宅の耐用年数
世田谷に我が家を建てたのは1962年。建物は木造で121m2の平屋建てである。建物の外側はすべてラワン材で囲まれていて、屋根は陸屋根でアスファルト防水加工。そのため軽量で庭に植えた松の木より低く、表から屋根(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (5) 街路樹はみんなのもの
ある生命保険会社の女性外交員が私に会いたいと、ある日を指定してきた。その日は特に予定がなく、気軽にお会いすることにした。話は、お決まりの「生命保険は相続対策として必要不可欠」との内容だったが、私は不(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (4) 昼の食堂の風景
月曜日から金曜日まで、私の5日間の昼食は外食であり、メニューは野菜類、魚類、肉類の三区分にして、それ相応の食堂で食している。 その食堂でいつも気になる風景を目にする。私は一人なので一人用のテーブ(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (3) 需要者の目線で
通勤は、京王線上北沢駅から笹塚駅まで行き、ここで都営新宿線に乗り換えるために並ぶ。それも整然と2列に並ぶ。外国の方が日本人の行儀のよさに感心すると聞くが、これも乗客の自発的な毎朝の行事である。ところ(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (2) 何か、一言があれば
過日の昼下がり。JR中央線に乗り、優先席に座っていたところ、私の席の隣に空席があったことから、お嬢さんが座り、親指を動かしていたが、次の駅で、ダッコヒモで赤ちゃんを胸に抱いた若いママさんが乗り込んでき(続く) -
随想タウンウオッチ 不動産鑑定士横須賀博 (1) 電車で席を譲られて
最近の電車には高齢者や障害者等を対象にした優先席が増えた。呼び名は「シルバーシート」から「おもいやりぞーん」、そして現在の「優先席」に変わったように思う。その優先席は高齢者等の増加に伴って増加するだ(続く)