総合

マイナス金利解除に号砲 悪材料出尽くしで底打ち 株価と逆相関 Jリート巻き返す?

 東証リート指数が沈んでいる。過去最高を更新する株価とは対照的だ。金利上昇局面において弱含むのは不動産セクターの特徴ではあるが、日経平均株価が終値で4万円台を付けた3月4日に不動産大手の三井不動産は、初の株式分割発表という追い風も手伝って上場来高値を更新。金利上昇局面で有利子負債が意識されがちな不動産業界にあって不動産株全体がJリートのように売り込まれている感もない。一方、JリートのTOPIX(東証株価指数)相対株価は過去最低水準まで低下している。日銀は3月18、19日にどう動くか。新年度も控える中、Jリート市場を展望する。(中野淳)

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