決算

規格住宅がけん引販売価格是正で黒字化 土屋HD決算

 土屋ホールディングスの23年10月期決算は、減収増益で着地。規格住宅が業績をけん引した。住宅事業は売上高223億4700万円(前期比2.3%減)、営業利益2億9400万円(前期は営業損失2億7100万円)を計上。販売棟数の減少で減収したものの、販売価格の是正で黒字転換を達成した。

 リフォーム事業は、下期の受注高が低調に推移したほか業容拡大に向けた人材投資による販管費の増加で、売上高42億2800万円(前期比3.7%減)、営業利益2400万円(同59.1%減)を計上した。不動産事業は仲介事業が低調な結果、売上高84億7100万円(同1.2%減)、営業利益2億1500万円(同59.7%減)にとどまった。賃貸事業は、売上高5億3900万円(同1.4%減)、営業利益1億3400万円(同5.1%減)で着地した。

土屋HD

決 算 23年10月

売上高 344億円 (△0.9%)

営業利益 3億円 (165.2%)

経常利益 4億円 (87.4%)

当期利益 2億円 (1.3%)

予 想 24年10月

売上高 350億円 (1.7%)

営業利益 7億円 (78.0%)

経常利益 7億円 (75.2%)

当期利益 5億円 (135.5%)

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