決算

決算 土地売却で収益上積みも物件供給縮小で減収減益 ゴールドクレスト、22年度連結

 ゴールドクレストは5月11日、23年3月期連結決算を公表した。主力の不動産分譲事業において大型物件の計上タイミングから外れ、マンション引き渡し戸数が落ち込んだことで減収減益となった。他方、以前に取得したマンション事業用地の売却により、売上高全体の約4割に当たる111億円の売り上げを計上し、利益率も上昇したものの、分譲事業のマイナスを全て補うには至らなかった。

 次期においては分譲事業の伸長を見込むが、前期の土地売却収益の反動により、大幅な減収減益となる見通し。

ゴールドクレスト

決 算 23年3月

売上高 274億円 (△19.8%)

営業利益 105億円 (△8.9%)

経常利益 105億円 (△8.6%)

当期利益 70億円 (△7.4%)

予 想 24年3月

売上高 240億円 (△12.6%)

営業利益 50億円 (△52.6%)

経常利益 47億円 (△55.5%)

当期利益 30億円 (△57.3%)

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