アーバネットコーポレーションの23年6月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比6.6%減、各利益は同約50~84%減となる減収減益だった。ホテル事業では売上高が同97.9%増でセグメント損失も大幅に改善されたものの、主力の不動産事業で各事業分野とも前年同期の実績を下回った。
これに対し同社は、前年と比べ、中核の投資用ワンルームマンション開発等の売り上げ計上が第3四半期以降となっている割合が高いことを「低い進ちょく率の主な要因」として挙げる。そのため通期業績予想に対しては「おおむね期初計画通りに進ちょくしている」とし、予想数値は据え置いた。
アーバネットC
決 算 23年6月第2四半期
売上高 58億円 (△6.6%)
営業利益 2億円 (△49.4%)
経常利益 4億円 (△84.0%)
当期利益 3億円 (△82.5%)
予 想 23年6月
売上高 200億円 (2.0%)
営業利益 23億円 (3.5%)
経常利益 20億円 (3.2%)
当期利益 13億円 (2.7%)