決算

決算 前年反動で不動産事業が減収減益 東急、第2四半期

 東急は11月14日、23年3月期第2四半期連結業績を公表し、全体としては減収減益決算となった。コロナ禍からの需要回復に伴い、各セグメントで回復したものの、不動産事業においては、前年に東京・四谷のビルや東京駅周辺の物件売却など大規模物件販売の反動により減収減益。不動産事業では、空室率は駅直結物件が多く、1%以下の低い水準を維持しているが、分譲住宅(マンション、戸建て・土地)の引き渡し戸数が減少した。通期業績予想については、経常利益を上方修正。売上高に当たる営業収益はホテル、交通事業を中心に全セグメントで増収、営業利益は不動産事業で減益となるが、他セグメントで増益、収益改善で増収を見込む。

東急

決 算 23年3月第2四半期

営業収益 4,346億円 (△1.9%)

営業利益 218億円 (△12.5%)

経常利益 247億円 (△7.1%)

当期利益 184億円 (△23.6%)

予 想 23年3月

営業収益 9,370億円 (6.6%)

営業利益 400億円 (26.8%)

経常利益 396億円 (13.1%)

当期利益 220億円 (150.5%)

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