シノケングループはこのほど、22年12月期第2四半期連結決算を公表した。
売上高、各利益共に前年同期比二桁増の増収増益となった。主力の不動産セールス事業において、特にマンションのBtoB販売が想定よりも前倒しで進ちょくしたことや、円安による為替差益などにより、売上高と利益が共に約47%伸長して業績をけん引した。
一方、通期業績予想については下方修正。売上高2.0%、営業利益8.1%、経常利益8.4%、当期純利益6.3%をそれぞれ引き下げた。グループ企業のシノケンリート投資法人が、上場承認後に外部環境の不安定などから2月に上場を延期したことに伴い、予定していた同グループから同投資法人への資産売却を見送ったことがその要因だとしている。
シノケングループ
決 算 22年12月 第2四半期
売上高 508億円 (26.7%)
営業利益 45億円 (30.4%)
経常利益 48億円 (45.7%)
当期利益 34億円 (60.8%)
予 想 22年12月
売上高 1,077億円 (11.7%)
営業利益 90億円 (0.5%)
経常利益 87億円 (△2.6%)
当期利益 59億円 (△1.9%)