総合

過去最高決算 相次ぐ 旺盛な不動産需要が追い風 19年3月期決算

 主要不動産会社の19年3月期決算は好業績が相次いだ。好調な企業業績を受けた不動産市場では、東京都心部をはじめとするオフィスビルの空室率が低水準で推移。旺盛な需要が続いた都心部の高額マンションに加えて、コンパクト・ワンルームマンションの供給もすそ野を広げた。インバウンド効果はホテルや商業施設などの需要拡大をもたらし、大都市圏のみならずリゾート地の不動産取引も活発化した。またインターネット通販の普及も、地方や郊外立地の物流施設の需要の拡大につながっている。不動産需要の高まりが地方にも広がりを見せた中で、それぞれの需要を的確に捉えた多くの企業が好業績を上げた。

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