決算

決算 総合力を結集し、純利益は10期連続増 住友不、22年度連結

 住友不動産は5月11日、23年3月期連結業績が増収増益となったと発表した。売上高、各利益は全て前年度を上回った。経常利益は2期連続、純利益は10期連続で過去最高。主力のオフィス事業が堅調に推移して業績を下支えしたことに加え、ホテルやイベントホールなどの落ち込み幅が縮小。9次中期経営計画の初年度に当たり、コロナの影響が残る中で「総合力結集の成果が出た決算」(尾台賀幸副社長)と評価した。部門別では、不動産販売事業は新築マンション計上戸数が減少したものの、都心を中心に好採算物件が多く減収増益。完成工事事業、不動産流通事業は共に過去最高益を更新。

住友不動産

決 算 23年3月

売上高 9,399億円 (0.1%)

営業利益 2,412億円 (3.2%)

経常利益 2,366億円 (5.1%)

当期利益 1,619億円 (7.6%)

予 想 24年3月

売上高 9,700億円 (3.2%)

営業利益 2,550億円 (5.7%)

経常利益 2,500億円 (5.6%)

当期利益 1,750億円 (8.1%)

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