住友林業は4月30日、21年12月期第1四半期連結業績を公表した。前年同期(4-6月期)と比較して、売上高が約2割増、営業利益、経常利益、純利益が倍増した。海外住宅と不動産事業が引き続き好調に推移したほか、新型コロナの影響で前年同期に低迷した木材建材事業と住宅・建築事業が回復したことが主な要因。木材建材事業は、取り扱い数量は減少したが、木材価格高騰により増収増益となった。住宅・建築事業は、戸建て住宅の工事進ちょくや不動産仲介・緑化事業の回復、コーナン建設の業績貢献で増収増益。海外事業は、米国住宅市場の活況を受けて増収増益だった。なお、通期予想について変更はない。
住友林業
決 算 21年度第1四半期
売上高 2,890億円 (17.7%)
営業利益 188億円 (103.5%)
経常利益 207億円 (101.1%)
当期利益 129億円 (126.2%)
予 想 21年12月
売上高 1兆2,570億円 (--)
営業利益 725億円 (--)
経常利益 800億円 (--)
当期利益 480億円 (--)