住まい・暮らし・文化

温熱環境の改善は健康増進に 高齢者住宅推進協委員会が中間報告 埼玉、東京の14軒で実証実験 断熱改修で血圧低下など

 築20年以上の住宅でも部分的に断熱改修を行うことで、そこに暮らす高年齢者の健康状態は以前と比べ改善されていく||。高齢者住宅推進機構は2月14日、都内で定例セミナーを開き、住宅の温熱環境と健康影響を評価する実証実験を行っている健康長寿住宅エビデンス取得委員会の中間報告を行ったが、その中で因果関係があることが分かった。同委員会は、東京都健康長寿医療センター研究所副所長で医師の高橋龍太郎氏を委員長に、エネルギー供給事業者、住宅部品・断熱材メーカーなどが参加して活動。11年度から3カ年の事業で、現在、埼玉県内と東京都内の14軒、19人の協力を得て、断熱改修後の健康計測を行っているものだ。 (柄澤 浩)

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