不動産業になるための資格は必要?

結論から申し上げますと「必要です」!

どの資格が取りやすく、かつ年収アップやキャリアアップに繋げてお金を稼ぐことができるのでしょうか?

一般的に「士業」と言われている資格を所有していると独占業務を有するため稼ぎやすくなると言えるでしょう。

不動産専門紙である住宅新報が、不動産の人気資格ランキングや、資格の難易度ランキング一覧を交えながら、不動産業に役立つおすすめの不動産資格について解説します。

なぜ必要なのかを順を追って説明しましょう。

 

まずは不動産業がどんな仕事があるかというと大きく分けて4つあります。

 

不動産売買

不動産仲介

不動産管理

不動産賃貸

 

不動産会社に勤めるにしても、自分で不動産業を開業・起業するにしてもまず宅建の資格は最低限必要になります。

 

「不動産会社には宅建の資格を持っている人がいるんだから、自分は持っていなくても大丈夫なのでは?」と思っている人もたくさんいると思います。

 

でもそうではありません。

不動産についての社内の会話も宅建の知識を持っていないと理解が大変ですし、お客様と接する場合はきちんと対応することが難しくなってしまいます。

 

ましてや自分で開業するとなると、宅建を持っていなければ事業所を開設することすらできません。

仮に宅建業を持つ仲間と開業したとしても知識のない不動産屋さんから、高額の買い物である不動産を買ったり借りたりするという信頼が得られるでしょうか?

 

あなたが買う側の立場に立てば 容易に想像できるかと思います。

不動産資格人気ランキング

ではどの種類の不動産資格を取れば実務の役に立つでしょうか?

まずは人気の受験資格ランキングトップ10から紹介しましょう。

資格名

難易度

合格率

国家・民間

1 宅地建物取引士 ★★★★ 17%前後 国家資格
2 不動産鑑定士 ★★★★★ 5%前後 国家資格
3 マンション管理士 ★★★★ 8%前後 国家資格
4 不動産コンサルティングマスター ★★★ 45%前後 民間資格
5 測量士・測量士補 ★★★★ 35%前後 国家資格
6 ファイナンシャルプランナー(FP) ★★★★ 35%前後 民間資格
7 管理業務主任者 ★★★★ 22%前後 国家資格
8 賃貸不動産経営管理士 ★★★ 30%前後 民間資格
9 土地家屋調査士 ★★★★ 9%前後 国家資格
10 相続診断士 ★★★ 90%以上 民間資格

 

不動産ココのユーザーで人気の資格はこちらのページ右側「人気資格ランキング」からご覧いただけます。

不動産資格難易度ランキング

不動産資格の難易度ランキングは以下の通りです。

1.宅建

2.マンション管理士

3.管理業務主任者

4.賃貸不動産経営管理士

5.不動産鑑定士

 

やはり宅建は不動産資格の基本であり、受講者数が毎年20万人以上いることも難易度が上がる要因の一つになっています。

結果どの資格がおすすめか?

難易度は高いものの、やはり宅建はおすすめです。

もし宅建の資格をすでに保有しているのであれば、次は賃貸不動産経営管理士管理業務主任者、そして、ADR業務を実施することができる不動産相談員研修がおすすめです。

 

なぜなら賃貸不動産経営管理士・管理業務主任者の試験内容は全体の4分の1が宅建と同じ内容ですので、宅建受験勉強がそのまま役に立つからです。

これから不動産業でもっともっと稼ぎたい場合は以下のページからもう一度自分に必要な資格をチェックしてみてください。

 

不動産資格一覧-不動産ココ