試験紹介

「売買仲介のリスクヘッジ専門家」

宅建マイスターとは、あらゆるリスクを予見できる上級宅建士。
社会環境が複雑化する中、通常の宅地建物の売買において一般消費者が安心な取引を実現するためには、宅地建物取引士であることは当然として、より高度な能力を持つ資格者が求められています。そこで不動産流通推進センターは2014年、「宅地建物取引のエキスパート」を「宅建マイスター」として認定する制度を創設しました。
当初、通信講座と集合研修を受講した上で、修了試験に合格した方を「宅建マイスター」と認定してきましたが、認定者は300名を超え、その活躍が業界内外から高い評価をいただくようになりました。このような実績を踏まえ、業法改正に伴い更なる充実が求められる従業者教育制度の頂点となる資格として「宅建マイスター」認定制度を再整備し、2017年8月より試験制度に移行させました。
現在500名を超える方々が「宅建マイスター」として認定されています。

 

宅建マイスターの勉強時間は、宅建の勉強内容を覚えていれば問題ないという方もいますが、正直難易度は高いです。
そのため、一概に何時間勉強すればいいというデータはどこにもないようです。
まずは過去問からスタートして、ご自身の実力チェックをしてみるところからスタートしましょう。

宅建マイスターの過去問題はこちら

試験概要

試験日

2026年1月28日(水)13:00~15:00

申込期間

2025年10月1日(水)10:00~2026年1月8日(木)17:00

合格発表

2026年2月下旬

受験料

15,000円(税込)

受験資格

現在、以下の要件を満たしている⽅で、試験当⽇、有効な宅地建物取引⼠証を提⽰できること。
・宅地建物取引業に従事している⽅
・宅地建物取引⼠証取得後、5年以上の宅地建物取引業の実務経験を有していること。

試験会場

東京会場、大阪会場

試験時間

90分

問題数

【記述式試験】コンプライアンス売買契約、重要事項説明

合格基準

100点満点中一定以上の得点

試験内容・形式

【記述式試験】コンプライアンス売買契約、重要事項説明

主催団体

公益財団法人 不動産流通推進センター

備考

試験データ

年度

第8回(2024年度)

受験者数

201人

合格者数

105人

合格率

52.2%

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主な業務

活躍の場

トップインタビュー、合格者の声

トップインタビュー
不動産流通推進センター教育事業部総括参事 金子雅生氏

宅建マイスター 合格者の声

住宅新報からワンポイント!

宅建マイスター資格を保有することは、不動産取引におけるトラブル発生のリスクを未然に防ぐ能力を有していることを証明することです。

宅建マイスターは、高い倫理性や行為規範を有し、リスクの可能性を明らかにする能力と緻密かつ丁寧な調査を行う能力、顧客の納得を得る説明能力を保有し、実務知識、現場対応力の高さを安心・安全は不動産取引の実現に活かせる資格です。