マンションリフォームマネジャー
マンションリフォームマネジャーは、主としてマンションの専有部分のリフォームにおいて、居住者の要望を実現するために、専門知識をもって、管理組合や、施工者などと協力・調整しながら、居住者に付加価値の高いリフォームを企画・提供するための業務推進能力を認定する試験です。
学科試験:四肢択一
・マンションリフォームに関する専門知識
・計画・基礎知識
・法規・規約・制度
・マネジメント
・住戸内各部のリフォーム
・設備のリフォーム
設計製図試験
・マンション専有部分に係るリフォームの設計図書の作成
(平面図および留意事項説明)
資格紹介
マンションリフォームを取り巻く状況
2023年末には分譲マンションストック戸数の推計値は704万戸を超え、建築後相当の年月を経たマンションも急増し、マンション専有部分のリフォームが重要な業務領域としてクローズアップされています。
マンションリフォームにおいては、区分所有やマンション管理、共同住宅ならではの建築構造、設備等、その特殊性をふまえた適切な計画や施工が不可欠です。依頼者の要望を実現し、付加価値の高いリフォームを行うために、これらをマネジメントするマンションリフォームのスペシャリストが求められています。
マンションリフォームマネジャーは「マンション標準管理規約(国土交通省)」のコメントで、『管理組合が支援を受けることが有用な専門的知識を有する者』として位置づけられています。
学科試験と設計製図試験の両方に合格した方は、「マンションリフォームマネジャー」として認められ、マンション専有部分のリフォーム工事だけでなく、マンション大規模修繕、中古マンションの売買、インテリアデザイン、マンション管理等多様な業種において、活躍の場が広がっています。
試験概要
試験日 | 2025年9月28日(日) |
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申込期間 | 2025年7月7日(月)~8月22日(金)必着 ・当ホームページからエントリーを行ってください。 |
合格発表 | 2025年12月9日(火)予定 |
受験料(全て消費税込み) | ①学科試験+設計製図試験 16,500円 ②学科試験のみ 12,700円 ③設計製図試験のみ 12,700円 「団体割引について」 |
受験資格 | どなたでも受験できます。 |
試験時間・内容・形式 | 学科試験[4肢択一式](50問:120分) ・設計製図試験:マンションリフォームのプランニング(1問:180分) 受験申込書の配布と同時に設計製図試験の課題を公表します。 |
試験地 | 札幌・東京・名古屋・大阪・福岡 |
主催団体 | 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター |
備考 |
試験データ
年度 | 令和6年(2024年) |
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合格者数 | 68名 |
合格率 | 25.8% |
活躍の場所
マンションリフォームマネジャーが活躍できる場は、
リフォーム関連企業、マンション・ビル管理会社、建築設計事務所、
工務店、建材メーカー、不動産取引業など、幅広い場所で活躍できます。
仕事の内容としては、マンション専有部分のリフォームをはじめ、
マンションの大規模修繕、マンション管理、中古マンションの売買
といった多様な業種での活躍が期待されます。
住宅新報からワンポイント!
マンションの住人も管理組合もマンションリフォームに対してあまり詳しくないため、
リフォームを依頼する際、適正価格かどうか不安を抱えながら頼んでいる人も多いです。
その際、マンションリフォームマネジャーのアドバイスは非常に心強く、信頼や顧客獲得につながります。マンションリフォームマネジャーの資格はお客様にとって信頼性を高める大きな武器になります。
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