注目資格のトップインタビュー 「公認 不動産コンサルティングマスター」
時代のニーズに応える不動産コンサルティングの専門家を目指して
少子高齢化、空き家問題、相続の複雑化、地球温暖化対策、そして多様化するライフスタイルなど、社会の変化に伴い、不動産を取り巻く環境もさまざまな課題に直面しています。
こうした変化に対応するためには、単なる不動産取引の媒介業務等にとどまらない、専門的な知識と実践力を持ったコンサルティング能力が不可欠です。
公認 不動産コンサルティングマスターとは

公益財団法人 不動産流通推進センター 教育事業部次長 津原寿文氏
「公認 不動産コンサルティングマスター」は、このような時代の要請に応えるため、国土交通大臣の登録を受けて、公益財団法人不動産流通推進センターが認定する、日本で唯一の不動産コンサルティング資格です。この制度は33年目を迎え、現在約1万5千名が全国で活躍しています。
受験資格は、宅地建物取引士、不動産鑑定士、一級建築士のいずれかの国家資格を登録している方です。試験に合格後、コンサルティングマスターの登録には、原則として国家資格登録から5年以上の実務経験などが必要です(3年以上の実務経験があれば、指定講座の受講による登録方法もあります)。
資格の魅力と広がる活躍の場
不動産コンサルティング業務は、社会問題となっている空き家対策において、国が進める政策の重要な解決方法として期待されています。
また、近年注目を集めている小口化不動産事業の業務管理者など不動産特定共同事業法や金融商品取引法における専門家要件を満たす資格として、その社会的価値と需要はますます高まっています。
ご自身の専門性を高め、活躍の場を広げるための大きな力となるでしょう。
さらなる高みを目指せる専門士制度
コンサルティングマスターとして登録された後も、継続的なスキルアップを支援するため、「相続対策専門士」や「不動産エバリュエーション専門士」といった専門士制度を設けています。
特に社会的な関心が高い相続対策や既存建物の有効活用に特化して学びを深めることで、より専門性の高いサービスを提供できるようになります。
受験を考えている方へ
不動産コンサルティングの知識を深めることは、必ずや皆さまの視野を広げ、新たなキャリアを切り開くきっかけになります。また、ビジネスの拡大だけでなく、社会問題の解決にも貢献できる、やりがいのある仕事へと繋がります。
9月17日まで受験申し込みを受け付けております。
充実した学習ツールも用意されていますので、ぜひこの機会に、試験に挑戦されてはいかがでしょうか。














