NBC日本橋ビジネス資格教育センター ニュース・豆知識

賃貸経営、管理、土地活用、不動産投資・空き家対策・建物検査などビジネスに役立関連ニュースや豆知識をお送りします。
VOL 発行日:2022.08.*

トラブル解決

Q:お客様から、「鉄筋コンクリート(RC造)のマンションの、天井や廊下に染みが目立つようになってきた。コンクリートのヒビもあります。大丈夫でしょうか」と問い合わせが増えています。


A:染みの原因もいろいろです。コンクリートのヒビも、大丈夫なものもあれば、早急に修繕が必要なものもあります。専門家に検査依頼するのが一番ですが、まずは、目視検査である程度判断が、できます。
例えばコンクリートのヒビの場合、幅が0.3mm以上かどうか、深さ4mm以上かによって判断します。このような「建物検査士講座」で、学んでいただきますと、お客さまのちょっとしたご心配に答えることができます

=豆知識「騒音」

Q:賃貸住宅に住んでいるのですが、騒音がします。管理人に聞いてもよくわからないようです。原因を調べる方法は、ありますか?


A:騒音といっても、いろいろな原因があります。「建物の外から聞こえる音」「隣室や上下階からの音」「設備の不良の場合」原因と騒音の状態が変わってきます。

騒音がする時間帯と騒音を録音して、専門家に調査をするのが良いで

よくあるお問い合わせ「中古住宅の断熱性能」

Q:最近の新築住宅は、断熱性能が優れているということですが、中古住宅の断熱性は、どのように調べたらよいですか?

A:住宅の省エネ基準が定められたのは、昭和55年(1980年)です。その後の住宅には断熱材が入っているはずです。「はず?」というのは、その当時の住宅では、断熱材は入っていても厚みが充分ではなかったり、施工もいい加減なケースが多くありました。壁には入っていても、隙間だらけだったりしていました。天井や床下には、入れていない場合も多くあります。

その後、平成4年、平成11年、平成15年と何度も改正されています。現在の新築と同様の基準は平成15年(2003年)です。中古住宅の断熱性能は、設計図とともに建物を実際に確認する必要があります。その上で、建物の改修を進めれば中古住宅の再生が可能となります。中古住宅であっ
ても、断熱性能を良くすることは、難しくありません。

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関連資格:SDGsハウジング・プランナー