個人のFM能力を証明する資格

FMは、施設を利用する人々、組織、社会や地球環境まで含めて幸福に導く仕事です。FMを実践するファシリティマネジャーは、企業・団体などの組織体の全施設および環境を経営的視点から総合的に企画・管理・活用する経営活動に関わります。
あなたも、FMの専門知識や能力を身につけ、FMでイノベーションを起こし、組織を、そして日本を元気にしませんか。

資格動画の紹介

試験日及び実施内容

学科CBT試験 2025/10/4 ~ 10/20の17日間、全国約350か所以上のテストセンターで随時開催します。

資格紹介

ファシリティマネジメントとは、企業や団体などが使用する全施設資産およびその利用環境(ファシリティ)を経営戦略的視点から総合的かつ統括的に企画・管理・活用する経営活動のことです。FMの新たな専門家を育成、普及することにより、快適かつ機能的なファシリティを継続的に供給し、企業理念の具現化及び経営目標を達成し、かつ健全な社会資本の形成に貢献することを目的として、平成9年度から「認定ファシリティマネジャー」資格制度がスタートしました。

試験紹介

FMに携わる全ての者を対象として、FMに必要な専門知識・能力についての試験(認定ファシリティマネジャー資格試験)を行い、試験に合格し、登録を行った者に、「認定ファシリティマネジャー(CFMJ)」の称号を与えるものです。

試験概要

試験日

【CBT試験】2025/10/4(土) ~ 10/20(月)

申込期間

【CBT試験】2025/8/1(金) ~10/17(金)

※試験日の3日前までの申込・変更が可能です。

合格基準

CBT試験
CBT試験の得点結果をもって試験終了後にPC画面に合否判定を表示します。
※合格点に満たなかった受験者は、試験期間内であれば、複数回再受験が可能です。(別途試験手数料必要)

合格発表

2025/11/21(金)10:00~
※ 最終合格者には、合格発表日に合格証を送付します。

※CBTソリューションHPの「受験者マイページ」内にも表示します。

受験料

試験手数料 19,800円(消費税込、払込手数料はJFMAが負担)

※支払い方法は、クレジットカード決済、コンビニ決済などから選択可能。

受験資格

どなたでも受験できます。

試験時間

◆CBT試験 3教科、40問 120分

試験内容

※CBT試験の主な試験範囲は、FM推進連絡協議会篇/(株)日経BP・日本経済新聞出版刊 教科書「公式ガイドファシリティマネジメント」第1章~第16章とします。

≪学科試験≫
①FM概論 第1部 第1章~第3章 第4部 第16章
②FM業務 第2部 第4章~第10章
③FM知識 第3部 第11章~第15章

※1 法規については、令和7年1月1日において施行されているものを適用します
※2 「最新4か年 認定ファシリティマネジャー資格試験問題集(解答・解説付き)」(JFMA発行)に、CBT形式の試験問題出題例と解説が掲載されています。

資格登録申請受付

2025年11月 25日(火)~
※資格登録要件を撤廃し、資格試験合格者で、登録の欠格事由に該当しない方はどなたでも登録できます。

資格登録証交付

2026年1月初旬~

主催団体

公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会

一般社団法人ニューオフィス推進協会

公益社団法人ロングライフビル推進協会

備考

2025年度のテストセンターについては、申込受付を開始しましたら、CBT申込サイトにて公開します。

試験データ

年度

2024年

受験者数

960人

合格者

410人

合格率

44.5%

主な業務

1.経営戦略に基づき、品質、財務、供給の3つの視点から、ファシリティにかかる課題を明確にし、FM目標を定めます。

2.「FM戦略・計画」Plan、「プロジェクト管理」および「運営維持」Do、「評価」Check、「改善」Actの業務サイクルに関与します。

3.このPDCAサイクルを回すことにより、FM組織を運営し、実施計画を進め、FM目標を管理する「統括マネジメント」業務を実践します。

活躍の場

土地、建物、設備だけではなく経営、業務、環境なども含めてマネジメントすることが主業務になります。具体的には、オフィスビル、商業施設の中長期修繕計画策定、設備診断、設備更新計画や施設の統括管理に関わる業務スキームの検討、業務改善の推進などです。よって、この資格保有者の活躍できる場所は、施設の用途を問わず一般企業はもとより、ビル管理会社、建設会社、不動産会社、公共施設、大学および病院などの施設運営・管理部門などです。

住宅新報からワンポイント!

「個人のFM能力を証明する」認定ファシリティマネジャー資格と
「組織のFM実践力を保証する」FMの国家規格「JIS Q 41001」

この両輪を回して、変革の時代が求める新しいFM推進力を発揮していきましょう。