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住宅ローンを選ぶ上で気になる変動金利か固定金利の選択肢。それぞれの違いを解説します。
変動金利と固定金利の選び方
変動金利と固定金利
住宅ローンの金利タイプには変動金利と固定金利が存在します。どちらの金利タイプをを選択するかによって総支払額に大きく影響を与えるのでそれぞれのメリットとデメリットをしっかりチェックしておきましょう。
変動金利のメリットとデメリット変動金利は一般的に固定金利に比べて適用金利が低い。一方で金利上昇した際に金利負担が大きくなる可能性がある。
固定金利のメリットとデメリット固定金利は一般的に変動金利に比べて適用金利が高い。一方で借入期間中の金利は固定されるので、支払額も固定される。
全期間固定金利と当初固定金利
全期間固定金利と当初固定金利の違い固定金利のなかにも、全期間固定金利と当初固定金利があります。全期間固定金利は借入時の金利が全期間変わらないタイプで、当初固定金利は「当初10年間1%」のように一定期間固定金利が適用となるタイプです。
どちらの金利の方が人気?
人気は変動金利!独立行政法人住宅金融支援機構が定期的に実施している住宅ローン利用者調査によると、固定金利を選択する人よりも変動金利を選択する人の方が多いことがわかります。2023年4月の調査結果では72.3%もの人が変動金利を選択しています。過去の調査結果を見ても、変動金利を選択する人が60%~70%程度を占めており、金利上昇のリスクはあっても低金利であることが魅力と考える人が多い状況ですね。
迷ったらミックスローンという選択肢も
変動金利と固定金利をミックス!どちらの金利にするか悩んだら、ミックスローンという選択肢もおすすめです。ミックスローンは変動金利と固定金利を合わせて住宅ローンを組むことを言います。もし金利が上がってしまった場合でも返済額への影響を抑えることができるので、金利上昇局面でも安心して返済できる商品です。
まとめ
住宅ローン選びの大きな関門の一つである、変動金利か固定金利どちらを選ぶべきかについて解説しました。それぞれの金利タイプごとにメリット・デメリットがあるので特徴を理解した上で申し込むようにしましょう。ご自身やご家族のライフプランやライフイベントに合わせて考えることも重要です。
編集者 住宅ローンナビアシスタントI
