トヨタホーム・春日井 建築技能センターが始動 施工店、工場の人材育成を強化
住宅新報 2014年7月15日 号 11面
トヨタホームは、愛知県の春日井事業所、東日本エリアにある栃木事業所、山梨事業所の3つの住宅生産工場を運用している。3工場合計で4400戸の年間生産能力があり、このうち半分にあたる年2200戸の能力がある春日井事業所は3工場の中で最古の87年操業。愛知県以西に供給するユニット住宅を生産する主力工場に位置づけられる。このほど事業所内に「トヨタホーム建築技能センター」を開設し、技能者育成に取り始めた。
春日井事業所では、従来からの工場内研修を刷新して、施工店と工場内の人材の戦力アップ、先行きの労働者不足や職人離れに歯止めをかけることもねらいに、このほど事業所内に「トヨタホーム建築技能センター」を始動させた。
同社の伊藤修専務は、「トヨタホームは、顧客に誠実に対応するというブランドビジョンを掲げている。誠実さを裏付ける品質を担保するために、ユニット住宅を採用すると共に、「ジャスト・イン・タイム」「自働化」を柱としたトヨタ生産方式に基づく住宅の工場生産化率を85%にまで高めて、高品質の住宅を安定供給している。これに加えて、現場での品質を担保する役割を担っているのが建設技能者で、その育成は急務だ」とセンターのねらいを語る。
建設業界は現在、東日本大地震の震災復興、東京五輪誘致による建設特需で全国的に労働者が不足している。同時に、職人の高齢化や慢性的な若者の建設業離れもあり、先行きの人材確保、育成にどう対応していくのかが大きな共通課題となっている。




















