アーバネットコーポレーションは11月6日、26年6月期第1四半期連結決算を発表した。前年同期比で大幅な増収増益となった。
その要因を服部信治会長兼CEOは「前年度における都市型賃貸マンションの竣工計画が下期に偏重し、前年第1四半期には都市型賃貸マンションの売上計上がなかったため。更に今年度は、工期の都合上、竣工時期が前年度と逆に上期に重なっている。従って、当期については前年数値との増減率を記載しても計上状況を適切に反映しないため、省略した」と説明した。
「子会社ケーナインの業績は好調を維持しており、連結業績に貢献している。通期予想に対する利益進捗率は70~80%台だが、第2四半期以降は通常のぺースに落ち着く」(同)。
ホテル事業については「記録的な猛暑や大規模災害に関する根拠のない情報がSNS上で拡散され、一時的に落ち込んだが、現在は回復している」と述べた。
アーバネットコーポレーション
決 算 26年6月期第1四半期
売上高 142億円 (697.1%)
営業利益 26億円 (―%)
経常利益 24億円 (―%)
当期利益 16億円 (―%)
予 想 26年6月
売上高 370億円 (9.2%)
営業利益 36億円 (4.1%)
経常利益 28億円 (2.2%)
当期利益 19億円 (2.7%)




