賃貸・管理

歴史的建築物「山の上ホテル」保存・承継で定期建物賃貸借 明治大学・竹中工務店

 明治大学(柳谷孝理事長)と竹中工務店は、2024年1月1日に明治大学が取得した「山の上ホテル」の保存・承継に向け、約18年間(改修工事期間を除く)の定期建物賃貸借契約を締結した。2027年夏のホテル開業を目指し、改修工事に着手する。

 本事業は、明治大学創立150周年記念事業の一環であるとともに、竹中工務店が推進する歴史的建築物を未来へ継承する「レガシー活用事業」としても位置付ける。改修後は、客室、レストラン、宴会場を備えたクラシックホテルとして再生する計画。明治大学は再生後の施設を、生涯学習拠点「リバティアカデミー」主催プログラムの会場や、地域・社会との連携の場としても活用していく。

 建物は鉄筋コンクリート造地下2階地上5階塔屋1階建て延べ約4586平方メートル。所在地は東京都千代田区神田駿河台1の1の敷地約1598平方メートル。明治大学駿河台キャンパスに隣接する。

 同ホテルは37年、明治大学学友の佐藤慶太郎氏(1890年卒)の寄付を基に、社会事業施設「佐藤新興生活館」として建設された。設計は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが担当。戦後の1954年からホテルとして営業してきた歴史を持つ。