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森ビル参画の「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」8月5日着工

 森ビルは8月5日、日本郵便と共に参加組合員として参画する「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区虎ノ門5丁目)の起工式を行い、着工した。竣工は23年3月を予定。同事業は、開発面積約8.1ヘクタールで、日比谷線神谷町駅から南北線六本木一丁目駅につながる東西にまたがるエリア。住宅やオフィス、店舗、ホテル、インターナショナルスクールなどを整備し、高層の住宅棟2棟、高層複合棟1棟、店舗棟などで構成される。

 起工式では、事業者を代表して、虎ノ門・麻布台市街地再開発組合の曲谷健一理事長があいさつ。参加組合員代表として辻慎吾森ビル社長は30年間、事業を進めてきた曲谷理事長ら組合員に敬意を示すと共に「ここに世界の企業や人々を集め、国際色あふれるコミュニティを実現することで、東京の国際競争力強化に貢献できる」と述べた。また、同日昼に行われた祝賀会では片山さつき内閣府特命担当大臣らを来賓に迎え、関係者など615人が参加した。