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BluAge・ヤマダHD 資本業務提携で相乗効果 先進技術でDX化促進

 不動産仲介会社の業務をデジタル化する業務効率化ソリューションの提供や、部屋探しアプリ『CANARY』(カナリー)を運営するBluAge(東京都千代田区)は、家電量販店のヤマダホールディングス(群馬県高崎市)と資本業務提携した。これに合わせた第三者割当増資で10億円を資金調達して、『CANARY』の運営強化や、不動産仲介会社向けSaaSの展開を通じた不動産領域のDX事業を一層拡大していく。

 BluAge運営の部屋探しアプリを利用する顧客層は、家庭電化製品や住宅設備、家具・インテリア用品の購入確度が高い。そこにヤマダホールディングスが持つ全国の店舗・物流網を活用することで、両社で部屋探しから引っ越し後の家電・家具購入までをトータルに支援する。更に、BluAgeが持つ先進の技術力と、ヤマダホールディングスが持つ商流などのノウハウや顧客データを生かして融合させ、ヤマダホールディングス全体のDX化を一層加速し、進化させる。

 BluAgeは、「デジタルなインフラとして産業の発展に貢献する、という当社ミッションを加速度的に実現させていく」と話している。