今日のニュース(2009・05・18)

中古住宅流通市場、15年には58万件に増加と予測 住宅・不動産市場研
 住宅・不動産市場研究会(代表=伊豆宏・明海大学名誉教授)はこのほど、中古住宅流通予測を発表した。

 それによると、不動産流通総件数は2015年に58万2,000件と07年の1.2倍に増大する見込みだ。

 総件数は不動産取得税の件数をベースに、指定流通機構(レインズ)の成約件数推移、住宅土地統計調査による流通戸数などを勘案して算出した。

 その推移は07年48.7万件、08年47.5万件、09年51.9万件、10年53.8万件、11年55.9万件、12年51.4万件、13年55.7万件、14年56.6万件、15年58.2万件になるとしている。この間、年率で1.9%増加する計算だ。
マンション市場に回復の兆し、5カ月連続で契約率上昇 不動産経済研
 ここにきて、マンション市場に回復の兆しが表れている。

 不動産経済研究所の調査によると、4月の首都圏新築マンションの契約率は64.7%で前年同月を1.6ポイント上回った。これで、前年同月を上回ったのは5カ月連続。「好不調の目安である70%のラインには達しなかったが、5月は再び70%に近づくのではないか」と同研究所では見ている。

 今年に入って1月から3月までの契約率の推移は、1月から順に64.2%、61.7%、78.3%。それぞれ前年同月を11.5ポイント、1.6ポイント、13.1ポイント上回っている。3月は各社年度末の追い込みにより例年高い傾向にあるため、それに比べると4月は落ち込んだが、「市場のニーズにマッチした価格とエリアでの供給体制がようやく整ったようだ」(同研究所)。回復基調は今後も続くと予想している。

 市場回復は、供給戸数の推移からも見て取れる。

 4月の供給戸数は2,621戸(前年同月比8.5%減)で20カ月連続下回ったものの、減少幅が1ケタ台になったのは18カ月ぶり。5月は、東京都内、神奈川といった人気エリアでの供給が相次いでおり、21カ月ぶりに前年同月を上回る見込みだ。また、「(既に販売している物件の期分け新規分ではなく)まったく新規の供給割合が増えていることも、回復傾向を伺わせる」としている。

 マンション大手・大京では、「昨年末から続いていた好調な売れ行きが、このゴールデンウイーク(GW)も継続した」という。GW期間中の契約戸数は、前年比5割増だったようだ。「特に下期からは、本格的な市況回復が見込める」と期待を寄せる。
4月の首都圏戸建て供給、28.3%減少 不動産経済研
 不動産経済研究所はこのほど、4月の首都圏建売住宅市場動向を発表した。

 それによると、首都圏で4月に発売された建売住宅の戸数は354戸(前年同月比28.3%減少・前月比21.3%減少)となった。

 新規発売戸数に対する契約戸数は182戸で、月間契約率は51.4%(前年同月比7.7ポイントアップ・前月比0.8ポイントダウン)となった。

 1戸当たりの平均価格は4,109万円で、前年同月比2.8%ダウン、前月比4.1%ダウンした。
アメリカン スタンダードのアジア・パシフィック部門を買収 INAX
 INAXは5月18日、「Ideal Standard International Holding SARL(以下「ISI」)」から、アジア事業を運営する8社の株式を取得すると発表した。

 取得価額は1億1,200万ユーロを基準価格としている。

 「ISI」は、「American Standard(アメリカン スタンダード)」を中心とする衛生陶器や水栓金具などの製造販売を行い、特に中国・タイ・韓国を主要拠点として、アジア各国で高いシェアがある。生産拠点としては、5カ国に10工場(中国4工場、タイ3工場、韓国1工場、インドネシア1工場、ベトナム1工場)を有している。