今日のニュース(2010・09・09)

2009年度、住宅の再建築率は11.6%
 国土交通省は9月9日、2009年度における住宅着工統計による再建築状況を発表した。それによると、既存の住宅の全部もしくは一部を除却し当該敷地内に引き続き着工された住宅の、全新設住宅着工戸数に占める割合「再建築率」は11.6%だった。2008年度(10.8%)から0.8%上昇した。

 利用関係別に再建築率を見ると、持家が16.2%、貸家は12.1%、分譲が2.1%だった。

 再建築率は、調査を開始した1988年度から1990年代前半まで20%以上で推移。以降、減少を続け、近年は10%程度で推移している。これについて国交省は、住宅の耐用年数の長期化などが背景にあるのではと見ている。
東急不動産 東京・成城でシニア向けマンション 「終の棲家」提案
 東急不動産は9月17日、東京・成城でシニアレジデンス79戸とケアレジデンス33戸が一体となったシニア向け住宅「グランクレール成城」を開業する。

 シニアレジデンスとは、通常形態の住宅(マンション)でありながら食事サービスやスタッフによる各種見守りサービスなどが付加されたもので、健常者が対象。ケアレジデンスは、いわゆる介護付き有料老人ホームだ。今回の物件では、シニアレジデンス居住者に対し、いつでもケアレジデンスに移り住める保証を付けた。文字通り「終の棲家」としての提案だ。

 シニアレジデンスの広さは41〜87平方メートル。入居費用は、一括払い方式と月払い方式の2種類。一括払い方式(75歳入居の場合)は、入居一時金6810万円・月額利用料(管理費・サービス費)14万円強。食費は実費精算で、1カ月・毎日3食注文の場合に5万円強となる。月払い方式は、入居一時金1355万円・月額利用料(管理費・サービス費・月額賃料)46万円強。どちらの場合も、入居一時金の中にケアレジデンスへの移行費用が含まれている。

 物件の所在地は、東京都世田谷区成城8丁目、小田急小田原線成城学園前駅徒歩13分。地下1階地上5階建て。

 なお、同社ではこれまでに、シニアレジデンス7棟、ケアレジデンス3棟(そのうち2棟は一体型)を供給している。
シティインデックス コンパクトマンションを年間500戸販売へ
 シングル・DINKS向けのコンパクトマンションを販売しているシティインデックス(本社・東京都港区、三浦恵美社長)の業績が順調だ。前期は年間402戸のマンションを引き渡し、119億2500万円の取扱高を計上した。橋本尚也副社長は、「商品企画力と共に、力強い営業力が当社の強み。今期は25人の営業マンで1人当たり20戸、合計500戸が目標」と話す。

 同社は、ダイナシティ(民事再生企業)のマンション事業を譲受したレノ(本社・東京都港区)が新設した会社。2009年4月から本格的に事業を開始し、現在3期目(7月期決算、1期目は4カ月間)。コンパクトマンションの開発で上場していたダイナシティの元社員が中心の会社だ。陣頭指揮を執る橋本副社長もダイナシティ元常務。「このタイプのマンションの売り方に精通した強みがある」と胸を張る。

 現在は、レノが組成したSPCが開発したマンション、もしくは1棟ごと購入したマンションを販売代理するという形式を取っているが、立地選定や商品企画などはシティインデックスが深くタッチする。マンションブランドも「シティインデックスシリーズ」だ。将来的にはディベロッパーとして、幅広く事業展開したい考えだ。

 秋口には、西五反田、武蔵小山、木場、王子などで新規分譲が始まる。「今期は更に仕入れを積極化し、次への弾みにつなげたい」(橋本氏)としている。
有楽土地 全物件をエコポイント対象に
 有楽土地は、新築分譲マンション「オーベルシリーズ」において、原則すべての物件をエコポイント対象の省エネ基準にすると発表した。

 その第1弾が、10月上旬からモデルルームをグランドオープンする「オーベル練馬スマーティア」(東京都練馬区、9月18日から事前案内会開始)。省エネ対策等級3、高断熱仕様の複層ガラス、高効率給湯器、節湯器具の標準装備でエコポイント基準をクリアした。

 物件の交通は、西武池袋線・都営大江戸線練馬駅徒歩12分。地上7階建て・総戸数62戸。専有面積59〜90平方メートル。価格は未定。竣工予定は2011年3月。
ミサワホーム 南極に自然エネルギー棟建設 壁面に太陽光集熱パネル
 ミサワホームは11月下旬に出発する第52次南極地域観測隊にグループ社員を派遣し、自然エネルギー棟を建設する。木質パネル工法の2階建てで、延べ床面積は510平方メートル。外壁には、太陽光集熱パネルを取り付け、暖房設備の1つとして活用する。

 自然エネルギー棟は、天井・床パネル130枚、壁パネル150枚、その他80枚の木質パネルを使い、南極の夏期(12〜1月)の2カ月間で建設する。瞬間風速60m/sを想定した耐久性を備える。雪が建物の周りに留まらないように湾曲させた屋根が特徴。建物内には、雪上車などの車両を整備するためのスペースや、風力、太陽光発電システムの制御・蓄電室、工作室などを設ける。

 建物の北面と西面外壁に太陽光集熱パネルをそれぞれ24枚(表面積77平方メートル)、38枚(同122平方メートル)設置する。パネルで屋内の空気を暖め、再度屋内に取り入れる仕組み。太陽が出ている間の集熱量は1年で7万680kWhになるという。
10月に記念フォーラム開催 「マンション管理員検定」実施へ マンション管理員検定協
 一般社団法人マンション管理員検定協会(日下部理絵理事長)が10月30日、設立記念フォーラムを文京区シビックセンター(東京都文京区春日1の16の21)で開く。時間は午前10時15分から午後1時まで。同協会は、マンション管理員の質及び職業的地位向上を目的として7月1日に設立された。

 定年世代を中心に「終の仕事」として人気が高まっている実態を踏まえ、管理員の一層のレベル向上を図る目的で資格制度を創設。試験内容は実務に即した問題を中心に構成し、マンション管理士・管理業務主任者の有資格者の受験に当たっては5点免除制度の導入も検討中だという。試験日は来夏を目途に調整している。

 記念フォーラムでは検定試験案内のほか、日下部氏による基調講演、マンションコミュニティの廣田信子氏らが参加するパネルディスカッションを行う。

 問い合わせは同協会、電話03(6231)1620まで。