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column_title (2007. 4. 3号)
住宅新報との出会い

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの伊藤美紀です。

私が初めて、住宅新報に触れたのはマンションディベロッパーでマンション営業を始めた頃。
マンションディベロッパーに入る前は、外資系生命保険会社で保険の営業をしていましたから、
FP技能士2級程度の知識はあるものの、
当然、実務経験、実務知識としての、不動産についての知識はほぼゼロの状態。
とはいえ、念願かなって飛び込んだ不動産業界。
マンションアドバイザーという肩書き(笑)に恥じぬよう、
きちんと知識を身につけたいと思い、
東にいい本があると聞けば、書籍を買いあさり、
西にいいメールマガジンがあると聞けば、メールマガジンをとりまくり、
情報を集めるのに時間と費用を要した記憶があります。
そのおかげもあってか、営業成績もまずまずでした。

そんなある日、同時期に入社した同僚が、
昼休みにマンション販売事務所で優雅にコーヒーを飲みながら、
食後の一服ならぬ、食後の一読をしている姿を発見!
どうやら新聞らしいということは分かるものの、日経新聞なら朝読もうよ・・・なんて思いながら
「なんか気になる記事でもあったの?」と聞いて近づいてみると、・・・日経新聞ではないぞ!

私「何読んでるの?」
同僚「住宅新報」

それが私と住宅新報の初めての出会いでした。

正直言うと、マンション営業をやっていた頃は
同僚の新聞を読ませてもらう程度で熱心な読者ではなかった私。
現在、ファイナンシャルプランナーとして活動するようになり、
縁あって住宅新報と再び出会うことになりました。
マンション営業から戸建て営業を経て、ファイナンシャルプランナーとして活動し始めた今、
住宅新報は不動産営業に使えるネタがゴロゴロ転がっていたんだなと、改めて思います。

毎月毎月、金利チェックを各金融機関から送られてくるFAXやサイトで確認する必要もなく、
モデルルームに来場されるお客様への提案資料の元データもおさえてあります。
一番大きいのは同業他社、また同業他業種(マンション業界に在籍していれば戸建て業界、仲介業界など)の動きがコンパクトにまとめてあるので、その内容を短時間で確認できること。
マンション業界在籍であればマンション業界、戸建て業界在籍であれば戸建て業界など同じ括りの中での他社の業界地図や特徴などは日頃の業務の中でも耳に入ってくるものですが、 戸建て業界やリフォーム業界など、同じ不動産関連業界でも括りが違う業界についての知識や情報は自分から積極的に取り込む姿勢をもたないと、取り込みづらかったというのが私の印象。
その上、多忙な不動産業界・・・。
なかなか自分の仕事領域を超えてまで情報を得ようとする気力も時間もとれないという現実もありますよね。

とはいっても、
住宅購入を考えるお客様にとっては、
新築がいいのか、中古がいいのか、マンションがいいのか、戸建てがいいのか、
買い換えを考えるお客様にとっては、
買い換えるのがいいのかリフォームするのがいいのか・・・等々、
一般のお客様にとって様々な住宅に関する選択肢は
“不動産関係”という大きな括られ方をされていることが少なくありません。

お客様の多様化する価値観にそって、適切なアドバイス、適切な提案をするためにも、
隣接業界を含めた情報や知識の蓄積は大変重要だと思います。
ただ、いざ、情報を収集しようとすると、
先ほどの私のマンション営業駆け出しの頃の状況に陥りがちで、時間もお金もかかります。
でも、コンパクトに業界関連の情報をキャッチして、
更に深めていきたいポイントに絞って知識を深めていくことができたなら、効率的ですよね。

そんなポイントに絞って、
私の視点から見えたもの、感じたものを、コラムを通じてわかりやすくお話することで、
住宅新報をもっとしっかり読んでみようかなあというきっかけになればと思っています。
それでは、よろしくお願いします。


いとうみき

1977年生まれ。鳥取県米子市出身。 外資系生命保険会社を経て、マンションディベロッパー、不動産仲介業の営業を経験。 現在は株式会社優益FPオフィスにて、定期刊行誌などへの執筆業務のほか、 セミナー講師、個人向けFP相談を務めるなど多方面で活躍中!